「朝の薬、飲んだ記憶はあるけど、今日の分だっけ? 昨日の分だっけ?」
「忙しくて、つい昼の分をスキップしてしまった…」
病院で処方された薬やサプリメント。 毎日飲まないといけないと分かっていても、つい忘れたり、飲んだかどうか分からなくなったりしますよね。

もし飲んでないのにもう一回飲んだらどうしよう…怖くて飲めない…。
市販の「服薬管理アプリ」はたくさんあります。
しかし!
それに、「自分が何の病気で、何の薬を飲んでいるか」という超・個人情報を、よく分からないアプリに入力するのは怖くありませんか?
そこで今回は、
あなた専用の服薬管理ボタンを作成しました。毎日の不安が消え去ります。
なぜ「記録」しないと忘れるのか?
人間の脳は、毎日繰り返すルーティン作業(歯磨きや着替えなど)を「記憶に残さない」ようにできています。 脳のメモリを節約するためです。
だから、「薬を飲む」という単純作業も、数分後には「やったかどうかの記憶」が自動消去されてしまうのです。
これを防ぐには、「視覚的な証拠」を残すしかありません。
この3つを満たすシンプルなツールがあれば、もう「飲んだっけ?」とゴミ箱の薬の殻を漁る必要はなくなります。
開発:AIに「お薬手帳」を進化させてもらう
今回は、朝・昼・晩のボタンがあり、押すと「〇時〇分に飲みました」と記録されるアプリを作ります。
以下のプロンプト(指示書)をChatGPT(またはClaude)に渡してください。
あなたはヘルスケアアプリの開発者です。 以下の機能を持つ「服薬管理チェッカー」を1つのHTMLファイルで作ってください。
【機能】
薬リスト:「朝の薬」「昼の薬」「夜の薬」の3つのカードを表示。
アクション:
「飲みました」ボタンを押すと、カードの色が緑色に変わり、「✅ 12:30 服用済み」のように現在時刻を表示する。
間違えて押したときのために、もう一度押すと元に戻る(未服用状態)。
リセット機能:画面下に「明日用にリセット」ボタンを配置し、押すと全て未服用に戻る。
【デザイン】 ・高齢者でも見やすいように、文字とボタンを大きく。 ・清潔感のある「医療系ブルー」や「優しいグリーン」を基調に。 ・スマホで押しやすいレイアウトで。
ポイントは、「文字とボタンを大きく」という指示です。 自分用はもちろん、スマホが苦手な親御さんのために作ってあげる場合も、この配慮があるだけで使いやすさが段違いになります。
実行:もう、記憶に頼らなくていい
完成したコードを「med.html」として保存し、スマホで開いてみましょう。 画面に大きなボタンが表示されます。
薬を飲んだら、ポチッ。 色が変わり、「服用済み」のマークがつきます。
外出先でふと「あれ、昼の薬飲んだっけ?」と不安になっても、スマホを見れば一発です。
「緑色になっている=飲んだ」という絶対的な証拠が、あなたのメンタルを守ってくれます。
【発展】私が作った「高機能版」も試してください
AIが作った基本形でも十分ですが、発展版を作ってみました。
アプリ機能:スマートな管理
- ワンタップ一括記録
- 「朝の分」「昼の分」ごとにボタン1つで記録完了。薬を1つずつチェックする手間がありません。
- 自動日付リセット & 履歴保存
- 日付が変わると自動で「今日の分」にリセットされますが、過去の記録は「記録カレンダー」にしっかり残ります。
- 詳細な記録確認
- カレンダーの日付をタップすると、「いつ」「どのタイミングの薬を飲んだか」を詳細に確認できます。
- 在庫管理アラート
- 「あと何日分残っているか」を自動計算。薬局に行くタイミングが分かります。
- コンプリート演出
- その日の全ての薬を飲み終えると「COMPLETED!」の演出が表示され、毎日の継続を楽しくサポートします。
🖨️ 印刷機能:究極のアナログ連携
- 「書ける」お薬スタンド
- ご家庭のプリンター(A4用紙)で、専用の「お薬スタンド」を印刷できます。
- 飲み忘れ防止の物理ストッパー
- 紙を折るだけで「小さな段差(ストッパー)」ができ、薬シートが滑り落ちない設計になっています。
- 書きやすい平らなチェック表
- スタンドの手前部分は平らになっており、鉛筆で「飲んだらチェック」がしやすくなっています。
- 回数に合わせた自動生成
- 「朝・夜」なら2つ、「朝・昼・夜」なら3つと、服用回数に合わせてチェック欄の○が自動で増減します。
- エコ設計
- 鉛筆でチェックすれば、日曜日に消しゴムで消して、翌週も再利用可能です。
- QRコード型
- 鉛筆で書くのがめんどくさい方に使ってほしいです。読み取るだけで下記サイトに飛べる!
この機会に見忘れを無くしませんか。 公開しているので、ぜひ使ってみてください。
【重要】アプリ化の手順(ホーム画面に追加)
このアプリは、Webサイトですが、「ホーム画面に追加」することで、本物のアプリと同じように動くように設計してあります(PWAといいます)。
毎日ワンタップで開けるように、必ず最初にこの設定をしてください!
🍎 iPhone (Safari) の場合
- 上のリンクからアプリを開く。
- 画面下(または上)にある 「共有ボタン(四角から矢印が出ているアイコン)」 をタップ。
- メニューを少し下にスクロールして、「ホーム画面に追加」 をタップ。
- 右上の 「追加」 をタップ。 → これでホーム画面に「お守りアイコン」が現れます!
🤖 Android (Chrome) の場合
- 上のリンクからアプリを開く。
- 画面右上の 「メニューボタン(︙)」 をタップ。
- 「ホーム画面に追加」 または 「アプリをインストール」 をタップ。
- 「追加」 をタップ。 → これでホーム画面に「お守りアイコン」が現れます!
第2部:実際に使ってみて分かった「紙の限界」
さて、意気揚々とこの「紙のスタンド」を印刷し、組み立てて使ってみました。 結論から言います。
……3日で限界が来ました。
理由としては…
- 書き直しの手間: まず、書くことがめんどくさくなります。また、「飲み終わったらチェック」を入れる仕様ですが、翌週使うには消しゴムで消す操作が必要です。
「薬を飲む手間を減らしたいのに、管理する手間が増えている」
これでは本末転倒です。 そこで僕は気づきました。「記録(ログ)」はデジタル(アプリ)が最強ですが、「保管(ストック)」に関しては、既製品のハードウェアに頼るのが正解だと。
これが結論。「アプリ × 最強カレンダー」のハイブリッド運用
そこで、Amazonで「お薬カレンダー」を片っ端から調べ、実際に試してみました。
結果、「この1,000円ちょっとの投資で、QOLが劇的に上がる」という結論に至りました。
僕の自作アプリは「在庫管理」に使い、物理的な飲み忘れ防止は「これ」に任せてください。
おすすめ①:壁掛けタイプの決定版(シニア・実用性重視)
もし、ご自身やご家族が「絶対に飲み忘れたくない」なら、このウォールポケット型が最強です。
- メリット:一週間分が「見える化」されるので、アプリを開くまでもなく残量がわかる。
- アプリとの併用:カレンダーから薬を取ったら、アプリで「記録」ボタンを押す。これで「飲んだっけ?」という不安はゼロになります。紙の工作と違って、一度買えば一生使えます。
おすすめ②:インテリアを邪魔しないタワー型(若者・一人暮らし向け)
「部屋に薬がぶら下がっているのは生活感が出すぎて嫌だ」という方(僕もそうです)には、こちらがおすすめ。
- メリット:デスクに置いてもガジェットのような見た目でかっこいい。
- アプリとの併用:このケースの横にスマホを置き、『お薬日記録』を起動しておく。これが現代の最適解です。
まとめ:健康は「管理」から作られる
「薬を飲む」という小さな行為ですが、それがあなたの健康を支えています。
飲み忘れは、治療の遅れや体調悪化に直結する「命に関わるミス」です。
それを「自分の記憶力」だけに頼るのは、あまりにも危険すぎます。
今日作ったアプリと、物理的なケース。
この2つの仕組みを使って、脳のメモリを使わずに健康を維持してください。 「忘れても大丈夫な仕組み」があるだけで、毎日はもっと気楽になりますよ。



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