「先月読んだビジネス書の内容、3つ言えますか?」
「すごくいい本だった!」という感動は覚えているのに、具体的に何が書かれていたか、自分の行動をどう変えたか、思い出せない。
もしそうなら、あなたの読書や勉強は、残念ながら「時間の浪費」になっています。

せっかくお金と時間を使ったのに、何も残っていないなんて…。
自分を責めないでください。あなたの記憶力が悪いのではありません。
「人間の脳は、情報を保存するようにはできていない」のです。
脳科学的に、人間の脳は「思考する(考える)」ための工場であり、「保存する(覚える)」ための倉庫ではありません。 倉庫として使おうとするから、パンクして忘れるのです。
今回は、Googleのエンジニアやクリエイターたちが実践している、
脳の外に倉庫を作る技術=「第二の脳(セカンドブレイン)」の構築法を解説します。
これを導入すれば、「忘れること」が怖くなくなります。
現代人の脳は「情報肥満」で動けない
私たちは1日に、平安時代の人が一生かかって触れる量以上の情報を浴びていると言われています。
これらをすべて「自分の脳」だけで処理しようとするのは、軽自動車に4トンの荷物を積んで走るようなものです。
タイヤ(脳)はパンクし、エンジン(思考力)は停止します。
これが「頭がぼーっとする」「良いアイデアが浮かばない」という不調の正体です。
解決策はシンプルです。
荷物をすべて、後ろのトレーラー(デジタルツール)に移せばいいのです。
記憶を捨てる技術:Notionで「自分専用Wiki」を作る
「第二の脳」を作るのに最強のツールが、Notion(ノーション)です。 単なるメモ帳ではありません。これは「レゴブロック」のように、自分の脳みその構造をそのまま再現できるデータベースです。
私が実践している「脳の拡張方法」は、以下の3ステップです。
STEP1:インボックス(一時置き場)を作る
これらを脳内に留めておくと、脳のメモリ(RAM)を食い続けます。
Notionに「インボックス」というページを作り、「1秒でも早く脳から追い出す」ことを徹底してください。 ここでのルールは一つだけ。
整理しなくていい。「とりあえず放り込む」ことだけ考える。
STEP2:情報は「フロー」ではなく「ストック」する
SNSやニュースアプリは、情報が流れて消えていく「フロー型」です。
対して、第二の脳は、情報が積み上がっていく「ストック型」でなければなりません。
例えば、読書メモを取るとき。
「本のタイトル」で保存するのではなく、「悩み(タグ)」で保存してください。
こうすることで、将来あなたが人間関係で悩んだとき、検索窓に「人間関係」と入れるだけで、過去の自分が学んだ知識が「未来の自分への助言」として現れます。
STEP3:アーカイブ(忘れる)する
保存したら、安心して忘れてください。 「覚える努力」をやめると、脳の空いたスペースで「創造的なアイデア」が生まれるようになります。
「知っている」ことには価値がない。
「検索すれば一瞬で出てくる状態にしてある」ことが最強なのです。
知識を「資産」に変える
Web開発の世界でも、優秀なエンジニアほど「コードを暗記」していません。
彼らは「どこに答えがあるか」を知っていて、必要なときにそれを引き出して組み立てているだけです。
人生も同じです。
頭の中に知識を詰め込む「ガリ勉」スタイルは、AI時代には通用しません。
外部のデータベース(第二の脳)を構築し、そこから情報を組み合わせて新しい価値を作る「編集者」スタイルに切り替えていきましょう。
もし、「第二の脳」の概念をもっと深く知り、
Notionの具体的な構築レシピを知りたいなら、
この本が”原点にして頂点”です。
今日から、「覚えよう」とするのをやめてみてください。
その代わり、「どこに保存すれば、未来の自分が使いやすいか?」を考えるのです。
それだけで、あなたの脳は驚くほど軽くなるはずです!



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